グロテスクな興味深さ
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朝起きたらクーラーがついていた。頼もしい。
今日からは「罪悪感なくクーラーをどんどんつけていい期間」と制定しよう。
Twitterで広報され参加したLINEのオープンチャットを久しぶりに覗くと、面々は生活に支障が出る程度に精神を患った過去の話をしており、予想以上に共感のコメントが続き驚いた。
この参加者たちが、まず、女性が圧倒的である。そして地方で異性のパートナーと同居している人間が多い。また、多かれ少なかれパートナーの収入を頼っていたり、多かれ少なかれ家族・親族と不和があるような節も聞く。さらにいわゆるナイトワークとか水商売とか総称される仕事の話もちらほら。
もちろんこれはTwitterを常用する人々と、開催者のフォロワー、そこから派生した関連性の薄いオンライン上のグループに長く馴れ合う属性との親和を考えれば、おかしなことではないだろう。現に、当初の多様な参加者たちは離脱しているのだから。
それでも、猫の写真をあげてはキャッキャと盛り上がっていたかつてのチャットの延長に、患った経緯やそのための過去現在の苦労のストーリーが複数の人間から投稿されている様には、正直面食らった。
"所謂"的な数々の属性と、現実、しかも私が一方的に覗いている人の生活があまりにそのままマッチして目の前に置かれ、顕れるグロテスクな興味深さにゾッとする。
そして、感覚としてあった少しの怖さをこうして文章にすることで、それがより鋭利に見えることも。
※興味深さ、という言葉に違和感がある。知的好奇心とも近いけどそこまで素直なものではない感覚。
さておき(さておきすぎだな)、昨日外食したので作り置きが余っている。
にも関わらず、「料理しながら飲みたい」欲求が高まり、別になくてもいい鶏むねの揚げ焼きをつくってしまった。
鳥自身、そのむね肉自身はもちろんそんなマーケティング意識はないだろうが、ヘルシーが売りのむね肉をたっぷりの油で調理し、出来上がりが妙にテラテラでシズル感も増し、訳もなく恐縮な心持ち。
キッチンでお酒飲むのってなんで楽しいんだろうな。立ち飲み的なライブ感かな…。
そのまま料理の写真を撮ったが、圧倒的な光量でより美味しそうに見える気がする。例え白色蛍光灯でもこうか…やっぱり照明は大事だなと身に染みる。
▼つくったやつ
▼つくりながら食べてたやつ