生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

何者にもなれないのだから

8/8

昨晩、久しぶりに値段を見ずに突っ走る勢いでストライクな洋服に出会ってしまい、本当は試着したかったけど在庫わずかだったのでネットで購入してしまった。

わかるぞ、これは最高の買い物だと。

 

近年、自分が加速的におしゃれになっていっているのを感じていて、今が常に最高だ。

実際に"おしゃれになっている"かどうかはどうでもよくて、多分、以前よりも自分を許すようになることで、自分を守る手段としてのファッションが必要なくなってきているのだ。

 

今も昔も、尖ったアクセントのある服やアクセサリーは大好きだけど、過去にはあくまで平行意識に自分の短所を隠すことがあり、それを煮詰めたものに少々変わったスパイスを振りかけて嫌いな自分を上書きできる服を追われるようにして探していた気がする。

 

でもファッションの楽しみ方って基本的には「これ、いいでしょ?私大好きなの」と言い張ることが唯一の勝利条件なのだ。

脚が太いからスキニーパンツを履くなとか、おじさんが女子高生の格好をするのは変だとか言うのはまず考え方がファッショナブルじゃない。

どうせ他の何者にもなれないのだから、好きなものを身に付けて、それが今の自分に最高に似合ってると感じること、自分を好きな世界観に昇華することがファッションの目的だと思う。

 

▼急ですがこの日は丸いものしか食べちゃいけないパーティでした(つむグミのレタスの形のやつは食べるとペナルティ)

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