生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

他人の日常の些末なままならなさ

8/13

起きる。

昨日枝物(ドウダンツツジ)を枕元に活けておいたので、起きた途端に緑の葉が目に入り、気分がいい。

変わらず会社には行きたくないけどな。

 

乗り換え駅のホームの端で去りゆく逆方向の列車を眺めるだけでも、落ちる日差しがあまりに眩しく、否が応にも夏を感じさせられる。

このまま反対の電車に乗ってしまいたい、と東京じゅうでどれだけの人が思っていることだろう。

 

朝は冷たいコーヒーをボトルに入れて家を出ることが習慣になってきて、今日は豆乳ラテ風。まったりとしておいしい。

シートに座ると向かいの女性が絡まったネックレスを解こうと奮闘していた。わかるよ、それ。他人の日常の些末なままならなさを愛おしく感じる。

 

日中、すごい雷が鳴っていた。

会社を出るころにはすっかり止んでいたが、ガラス張りのロビーはオレンジ色に染まり、外はまるで水槽のようだった。かぷかぷと息をする。

飽和水蒸気を肌で感じる。

空が赤いのは水蒸気が邪魔をしているからだろうか。

 

今日の夕飯は生春巻きと決めていた。(朝に、たんまり買ったパンのうちの1つをたっぷりのハチミツと食べていたので)

生春巻きって、ただのサラダなのにどうしてこんなに美味しいのだろう。生野菜とモチモチと甘辛ソースが最高だ…。

先日買った謎のスパイスと謎のソースが活躍した。辛くて酸っぱくて異国の風が吹く。

 

最近、膝の様子を見ながら運動を再開した。

スクワットは1セットだけ、エクササイズも少しでも膝の違和感に気づいたら即やめる。膝に振り回される生活である。

 

今日は11時台には寝られるかもという勢いで準備をしていたのに、気づいたら1時だった。夜から「テカテカのキャミソールが欲しいなあ」などと調べ始め興に入ってしまったことが明らかな敗因。

でももう明日は金曜日なので入眠も安らか。おやすみなさい。

 

▼朝に、たんまり買ったパンのうちの1つをたっぷりのハチミツと食べていたので

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