幸せ者の邂逅
10/3
飲みすぎた。知ってる知ってる。
同居人が買い出しに行くというのでお遣いを頼んで、五苓黄解(ごれいおうげ、後から飲んで一番効く飲みすぎ・食べすぎの内服薬、酒飲みの合言葉です)を買ってきてもらう。
久しぶりに飲んだが、効くわりにまずくない。マズパ(マズイパフォーマンス)が高い。
全快はしていないが、二日酔いのときこそ食べられれば食べたほうがいいので、とりあえず昼食をとる。
冷凍していた玄米と、もずく、トマト、残りの鶏ハム。
明日は天気が崩れるかもと予報を見たが、今頑張ってもダメな感じがするので事前に自分に断りを入れ、洗濯は諦めることにする。
先週末のゾゾディグ(ZOZOTOWNの掘り出し物発掘)の成果物がしっかり届いており、派手なネックレスやら髪留めやらが詰まった箱を開け、寝っ転がったまま取り出しては放りだす。
あ~ダメ人間。
でもそんな自分も受け入れていこう。生きてるだけでOK。
居眠りしたりちょっと家事をしたりを繰り返して、夕方にはさすがに元気になった。
なんてったってまた飲みに行くんだもんね。
18時、東京駅。
久しぶりの邂逅。
邂逅というととんでもなく大げさだが、友人と普通に約束して待ち合わせて出会った。久しぶりといっても2年ぶりくらい。それでも、ひょんなきっかけがなければ2人で待ち合わせることは一生なかったかもしれない。
ひょんなきっかけであっても、初めての待ち合わせを、2年越しにつくってくれる友人が私にはいる!それは小説にしたいくらい誇らしいこと。だから邂逅。
話題は他愛ないけれど、どれも心地よいストーリーだった。思い出めくりでもなく、近況報告でもなく、内省的な会話に終始できる友人は貴重なので嬉しい。
覚書:機関士はすごい、漢字の景色、本の虫、限定的な単語、隠居について、歌を聴いて涙が出るか、記号に感じる愛着 ほか
子どものころ友だちは、場所を離れたら、時が離れたら、もう友だちで居られなくなると思っていた。でも大人は違う。場所も時も、飛び越える力がある。
世界征服はできない、後世に名を遺すこともできないだろう、でも私にはいつの友人にだってもう一度会える力がある。それって素晴らしいことじゃないか。
また飲みに行こうね~!(私信)
▼芋(芋)