かわいい直方体と四角い豚バラ
10/7
仕事がひと段落。
家族に相談したいことがあって連絡をしておいたのだが、私が気にしていた1/10くらいの軽さで快諾されてびっくりした。
そのうえで関係者に状況を伝えると、こちらも私が気にしていたことはまったく意に介さず話に乗ってきて、またびっくり。
正直自分は結構フットワークが軽いほうだと思っていたし、家族、特に母親はかなり慎重なタイプなので(適当な父と慎重な母から適当な私が生まれた)、自分以外の周囲の人間による大いなる川の流れに飲まれる形であれよあれよとものごとが進み意表を突かれた。
帰ったらポストに2021年のカレンダーが届いていて嬉しい。
去年、つまり2020年のものを買い逃して、ずっとブックマークで眠っていてもらったので感慨もひとしお。来年が楽しみだな。
味のある刷りの品物で、梱包も作家さんのモチーフがプリントされた可愛らしい厚紙から手作りしたと思われる箱ばこである。
頼んだいくつかの品が箱に入って組み合わされ、テトリスみたいになっているが、物が入るには中途半端な小さい箱もある。
開けてみると空箱で、ポスト投函扱いの配達中に品物が潰れたり折れたりしないためのものみたいだ。
隙間を埋めるために生まれてきた掌サイズの空箱。なんて…いじらしい…。
ただ当然そのままだと嵩張るので、箱を開けて平たくして、紙ものの引き出しにしまった。
豚バラのブロックを仕込んでから寝る。
先ほどたくさんの可愛い直方体を見たので、角煮くらいの大きさにカットした四角い豚バラもなんだか可愛く見えてくる。漁夫の利。晴天の霹靂かもしれない。
あの台湾の角煮みたいな石も、晴天の霹靂って思ってるかなぁ。
ちょっとだけ甘いものが食べたくなって、ファッジ(英国のキャラメルみたいな落雁みたいなやつ)をひとかけら出したが、なんだか甘さが受けつけなくて数mmだけ食べてラップに包んで冷蔵庫にしまった。
あんなに由々しかった食欲はどこかに行ってしまったみたいだ。
へんなの。
▼テトリスのまま写真撮ればよかった