生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

摩耗すらしない

10/26

あーあ、会社になんて行きたくないな。

心が摩耗していくだけだな。

特に今日みたいに朝陽がオレンジ色で秋の空気が澄んだ日なんかは、音もなくお茶を飲んで空を眺めたり、ただ道を歩いて疲れたり、掃除をしていたらいつのまにか西陽が差す部屋で肌寒さに震えたり、仄暗い空に今度は音楽をかけたくなったり、そうして過ごすべきだと思うな、私は。

 

と、心を慰めながらも出社。

うだうだ言いながらも贅沢なことにほどよい量のタスクしかないので、ちみちみ日記を書いたり、会議前に慌てて資料の体裁を整えたりしていたらあっという間に終業。

明日が健康診断で不在なので諸々の引継ぎ・準備等をしてさっと退社。

 

翌日は休みなのに、21時までに食事を済ませないといけないのかー。

いや、どう考えても健康だけど、それ。

 

などとむにゃむにゃ考えていたら、なんと驚くことに21時前に食事を終えベッドでまったりしている間にそのまま寝てしまったのであった。

なんの思考も作業も準備もしない、摩耗すらしない、空白みたいな1日だった。

朝の私のもの想いが仄めかしたような、災いしたような。

 

▼「無」の写真を探して遡ったら8月までなかった

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