生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

朴訥とした獣のようだ

11/8

朝、いやいやながら洗濯だけはした。

 

洗濯のために少々早めに立ち上がることはあんなに拒否した(一人で布団の中でうりうりした)にもかかわらず、昨晩インスタで見かけて下北沢の古着屋に入荷したというファーコートがカッコよくて忘れられず、その古着屋の開店前後に合わせて家を出る。謎のバイタリティよ。

 

事前に値段がわからず、自分の中での予算を胸に聞く。基本は上限12000円台まで、シルエットも質感も完璧だったら16000円台までは出す。いかがだろう。

じゃん。目当てのコートはそこにあった。そして値段どん。17800円(くらいだった、確か)。

いや~~~予算の微妙なところ突いてくる~~~!

パッと見て、確かにかわいい、色味は素晴らしいしシルエットも悪くはないけど、思ったより大き目だし触り心地がごわごわしている。フェイクファーだと思っていたのでもっとふわふわしたライトな感じを想像していたら、リアルファーらしい。ほんとか?

むしろフェイクのほうがよかったけど、それはさておきすべてが完璧とは言えないコートに18000円近くは出せない…。

ありがとうございました。退店。

 

これも予算立ての結果かな、ふふん、とか思っていたけれど、この後通常運転で買い物したのであった。下記2点。

・カラフルな稲妻のような箔がついた謎柄ブルゾン(1500円)

レトロフューチャーっぽい柄のべらぼうにタイトなワンピース(3900円)

ブルゾンとはいえあまりに薄手で羽織って着る想像はできないので、気持ちとしてはプルオーバー。また柄も謎なので着まわしがきくようなものではない。

ワンピースは手作りなのか手直ししたのか、部分的に縫製が甘く繕いが必要だがシルエットが抜群。背中の肉付き、もしくは肩の可動域に少々でも問題が発生したら途端にファスナーは上がらない。

単に手の出しやすい価格だったこともあるが、これらはシルエットや布の硬さ・光沢・柄などそれぞれに服としての破綻を感じず、迷わず購入した。

とか言っているが謎の柄だし縫製はダメダメだし、自分でもその基準なんなんだと思う。なんなんだろう?

 

最後に、下北沢でひいきにしているド・レトロなお店に寄りたかったが、14時を過ぎても店は開かない。これでも14時開店と見て一度周辺をうろうろしてから戻ってきたのだけど…。仕方がないので大人しく家に帰った。

 

今日もお昼をうまく食べないまま16時ごろの帰宅になってしまった。

近ごろ食べたいものが思いつかない。って何度書いただろう。すごく長いスランプなのかもしれない。

 

夜になってやけに喉が渇いたのでりんごを齧る。

ふかふかと柔らかく食べた気がしない。

皮も剥かず丸ごと1つのりんごを食べて、満足して寝た。朴訥とした獣のようだ。

 

▼文字だけでは伝わらないこと

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