生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

すべてが本当の大事なこと

11/15

13時前にパーティスタイルになって家を出ればいいことが分かっていたので、8時にアラームをかけて起きた。

さすがにかなり時間がある気がして、昨日の洗濯物を取り込んで畳む。

 

もっとも自分の技量が信用ならず問題が発生する可能性が高い、ヘアアレンジから取り掛かった。紆余曲折があったので自分の備忘のためメモをする。

・アップヘアの後頭部を賑やかすための巻き遍路

①トップの付近を細めのヘアアイロンで巻く→何も変わらない

②同じように太めのヘアアイロンで巻く→何も変わらない

③諦めて全体を太めのヘアアイロンで巻く→何も変わらない

④何束かピックアップして細めのヘアアイロンで巻く→ちょっとだけ変わった

⑤トップと顔回りだけ何束か細めのヘアアイロンで巻く→ちょっとだけ変わった

→ハーフアップして、くるりんぱでアップヘアのベースをつくる

→巻いたやつどっか行った

~完~

 

髪さえ仕上がれば特にやることは多くなく、2時間以上、繊細な頭を守りながら家でじっとしていた。

ちょっとだけ眠いが、この状態でできないことナンバーワン、仮眠である。

 

軽食をとったりして時間をやり過ごし、決めていた電車より1本早く行こうと思いながら家を出て、結局予定通りの電車に乗る。

今日は頭に飾りをつけなかったので、電車の中でもちょっとコンサバな人として擬態できている感じがある。よしよし。

 

なんだかほっこりする式だった。

移動が非常にコンパクトで、素敵な会場だったし宴会場はいわゆるホテルのパーティルームだ!という雰囲気なのだが、職場関連の来賓がいないこともありベタな乾杯やら男性同士の謎の絡みなどもなく、純粋に見知った人が集まってお祝いをしているな、という気持ちのまま1日を楽しんだ。

たぶん人生の中でもトップ3に入るくらい親しい間柄の結婚式だったと思うけど、びっくりするほど心に波風が立たなかった。友人の家族の涙に愛を感じたし、式での彼女は努力の甲斐ありとても綺麗だった。ちょっとだけ泣いた。けどそこにはなにか寂しい気持ちとか、これが門出なんだなとか、そういうのがなくて、昨日までも明日からも、私たちの友人としての関係も、二人のパートナーとしての関係も、ああ変わらないなあと思った。というか気持ちが穏やかすぎて思うまでもなかった。

いい式だなんだというけど、式を準備してるときの迷いとか、今までに二人がした喧嘩とか、これからどうしようと思ってるとか、そういうことをあまりにも知っているから、そういったことのすべてが本当の大事なことだから、当日がささやかなものに思えてしまうくらいがほんとうのいい式なのかもしれない。

 

二次会は当たり前のように楽しかったので割愛。家が持ち帰ったピンク色の花であふれかえった。

 

▼プライバシーを鑑みると写真が限られる

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