汚れたコンロの端でコップ酒を飲む
11/19
木曜日。
頼んでいた野菜の箱が届いた。
驚くほど丸々とした大根、白菜がひと玉、さつまいもが2.5個、知らない葉っぱが3束、あまり結球していないフリーダムなブロッコリーと里芋がごろり。
知らん葉物で味噌汁をつくる。なんだこの葉っぱ。いててて。葉の淵が刺々しく掌に刺さる。大根とさつまいもも適当に切って、中火で柔らかくなるまで煮る。
その間に腹が減るので、さつまいもを濡らしたキッチンペーパーで包んでレンジで蒸かした。
かぶりつくと、驚くほどしっとりとして、甘い。
こんなに美味しくて大丈夫か?根としての役割をおそろかにしていないか?ありがたやありがたや。
週頭に買っていたやりいかが、昨日で消費期限が切れていた。
ちょっとした芳しさを誤魔化し、雑に下ごしらえしてゴリゴリににんにくを効かせて醤油でざっと煮る。あっこれ絶対うまいやつだ。そのまま鍋から食べちゃう。
あつあつの肝付きいか煮付けときたら、日本酒も飲んじゃう。普段料理用に常温で置いてるやつなので、氷をぶち込んでカラカラしながら汚れたコンロの端でコップ酒を飲む。
▼コンロがこの世の終わりかってくらい汚い(当社比)