生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

いくじなし達の自傷行為

12/23

昨日の古着屋に対する気持ちへの当てつけで、モードオフに行った。

雰囲気のある古着屋とモードオフを同じくカテゴライズする雑さには恐れ入るが、それらの店で今はもう簡単に手に入らない品々から求めるものを見つけ出す喜びは随一だ。モードオフの品は比較的現代的なもので、なぜか本来の価値より非常に安価で売られることが多く、また雰囲気のいい古着屋では当時価値が低かったようなものでも店主の選択眼でよい値がつけられていたりして、それぞれの意味がある。

 

この日の私の眼鏡に留まったのは、金ぴかのスカート定価2万のタグつき、それからいかにも古着っぽい綿の変わった柄のジャガードパンツ、JournalStandardの柄も生地もネクタイ風のパンツ。それぞれ1500-2000円程度。

かなり悪くない買い物だけれど、近ごろひざ丈のスカートなどめったに履かなくなっているのと、ジャガードパンツはたくさん持っているし、ネクタイ風パンツは完全にオフィス用になりそう。よくよく考えて、購入は見送った。モードオフでいい感じの洋服を見つける目が大分養われてきたのでそろそろ商売にできる気がする。

 

帰り道に、ちょっといいスーパーでカフェインレスのコーヒーを買い(本当はここで買いたいわけではないのだが、他に近所でカフェインレスコーヒーを売っているところを知らないし、Amazonだとやけに高くつく)、コンビニで荷物の受け取りと粗大ごみ回収チケットを入手した。

 

家に帰り、いつもの激辛のインスタント麺をつくって食べる。

10パック入りで買い溜めた記憶があるが、これが最後の1パックだった。

この商品を買うのは2回目か3回目くらいで、初めのうちは相当辛いぞと思いながら牛乳などの助けを借りて食べていたが、もう随分慣れてしまった。

とはいえどうしてもちょっと痛いのを避けたくて十分に咀嚼する前に飲み込んじゃっている節があり、何らかのやわらかなトッピング(卵とかマヨネーズとか)ができる状況であれば大抵はしている。

辛い物を食べたいというのは、一体何なんだろうな。いくじなし達の自傷行為なのかもしれないし、手軽なトレーニングみたいなものかもしれない。筋トレよりずっと簡単で確実に自分が強くなったことを感じられるぞ。

 

▼生卵をすき焼き風につけてみたが、全然使い切らなくて最後ロッキーみたいに飲み干した。子供のころは生卵を飲むのってそんなに苦痛じゃなかった(というかむしろどんなタイミングでやっていたんだ)気がするけれど、今は結構きつい

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