生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

簡易な骨組みのパースが物憂げに

12/27

昨日は盛りだくさんな1日だったので、今日はゆったりと過ごすぞ、と決意。

ただし朝から出かけて洗濯はさぼっていたため、起きてからまずは洗濯。

 

午前中の間は夜の冷えが溜まっていて寒いな、お昼ごろから何かしようかな、と天気予報の現在気温とにらめっこし、なんやかやと午後に差し掛かったので着替えて走りに行った。特に大っぴらな躍進があるわけではないが、淡々と行動が身に付いている。褒めてやってもいいだろう。

 

帰り道、業務スーパーに立ち寄り買い物。

正月が近づき売り場はがらっと装いを変えており、不要な練り物などを買った。

 

家に帰り、以前買っていた豚ハツを放置してしまっていたのを思い出し、重い腰を上げて下ごしらえをおこない、さっと火を通して砂糖醤油と塩レモン風の2種に味付けてもりもり食う。はじめにつくった醤油味を食べ終わると、当たり前だが満腹を迎え、それでも味が気になるので塩レモンも少々かじってから弁当箱に詰めておく。

 

まだ夕方だったので、腹を休ませて少々だらけてからカラオケに向かった。たまに休日は何食わぬ顔でヒトカラに行っていたけど、久しぶりな気がする。

何か流行の歌を知っているわけでもなく、黙々とハロプロの楽曲を最新から少しずつ遡りながら入力し、余裕で数十分が経過した。

それでも一応悔しいから「夜を駆ける」を入れたけど、思った通り途中で口がまわらなくなって有終の美は迎えられず。

 

商店街を歩いて帰路につくと、途中の古着屋が路上にラックを出して全品1000円の投げ売りをしており、その中に美しいジャケットがあった。ぱっと見ただけで比較的状態もよく1000円とは思えない素材のようだったが、ダルメシアン柄のコートを着ながらダルメシアン柄のジャケットを見ていることに気づきカッとなった。違うんですよ、ダルメシアン柄を集めたりしているわけじゃないんですよ……!

念のためダルメシアン柄のコートを脱ぎジャケットを羽織ってみると、シルエットも綺麗で昂る。が、とりあえず家を出てきた格好にダルメシアン柄のコートを着ている自分の服装で、テンションがあがってこのジャケットを買うのがなんだか後ろめたくて、一度ラックに戻し心を落ち着けた。

明日までこれが残っていたらぜひ購入しよう。

 

夜、かの美味しいステーキ肉を同居人と半分ずつ分け合って食べた。はじめに焼いたときはどちらか上手く肉を焼けるほうが担当しようなどと嬉々として話し合ったが、どんな焼き方でも美味しいことがわかったので、その点を気にする人間はもういなかった。

半分にカットされ、お皿が余るくらいの常識的なステーキは、最高にちょうどいい量で、喜ばしくも切なくもある。

そして何なら、もう少し脂は少ないお肉でも美味しいだろうと思った。

 

翌朝に向け、大掃除を意識して大量の粗大ゴミ回収を依頼していたため、その晩中にごみ置き場5往復かけてすべての品物を外に出した。

うちのひとつには、一人暮らしを始めるときに実家の車を出してもらってIKEAから持ち帰り、学生あがりの私がひとりで組み上げた大きな洋服ダンスも含まれていた。

いつまでも決してお気に入りにはならなかったけれど、実直なタンスに感謝。

 

▼引き出しまで抜いてしまってから写真を撮ろうと気づいた。簡易な骨組みのパースが物憂げに思える

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