生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

タルトを中心として生活する必要がある

8/11

出社。

金曜日に慌てて電話を切り会社を飛び出したので、なるべく早く済ませるべきタスクが積まれている。午前、やるべきことをやるだけで時間が過ぎた。

潔く無の時間で心地よい。

 

案外こういう時ほど集中できるもので、ざくざくとできることを進めていくと、急に待つしかやることがないことに気付いた。

今週の計画を見直しても、余裕がありそうだ。

16時からは完全に燃料が切れ、もう何もしないぞと決意をもって仕事をさぼった。

 

連休最終日に商店街を歩いていたとき、今までなかった洋菓子店があることに気づいた。臨時出店のような趣で、屋内は暗く荷物が置いてあるのみ、商品は表の長机に並べてあるのがすべてで、どこか別の場所で仕込んだ品を運んできて売る店のようだった。

ただ商品はきちんとしたもので、常温で販売することを前提としているからかシュケットやチーズタルトなど素朴なラインナップが嬉しく、タルトの詰め合わせを購入した。

ということで、今週はタルトを中心として生活する必要があるのだ。

 

夕食は鶏むね肉でたんぱく質をしっかり摂り、野菜中心で済ませる。今日は桃とキイチゴのタルトと洋ナシのタルトを半分ずつ食べよう。明日はいちじくのタルトだ。無敵。

 

タルトは美味であった。

ベースはサブレではなくパイ生地でバターが効いており、アーモンドプードルがふわっと軽くフルーツもみずみずしく香りを残した上品な下ごしらえ。素朴だが優しい味で、洋ナシのタルトはもう一つ食べたいくらい…。

ただ、タルトを食べ終わった後猛烈にお腹にガスが溜まり、めちゃくちゃ苦しかった。全く後悔はしていない。今夜済ませたかったいろいろなことを先延ばしにはしたが、また明日のタルトを楽しみにする心を携えて一日を終えた。

(後日談だが翌日のタルト食後は何もなかったのでタルトに非はない)

 

▼これは桃とキイチゴのタルト。うめえうめえ、ありがてえ。

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