生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

想像していた世界が解像度を上げて

12/7

ついに命の母ホワイトを買った。

サプリメントもちょこちょこ試しては見返りの有無により淘汰してきたけど、ビタミンBだけはなんか取らないと肌の調子が悪くなる気がする。夜顔がギトギトになってるのとか、たまに吹き出物が出来たりとか、そういうのってずっと当たり前のことだと思っていたけど、真面目に毎日ビタミンBを摂取して、生理前後には意識して(本当はだめかもしれないけど)規定量より多めに飲んでみると、そのような悩みが格段に減った。

ビタミンCとか鉄とか葉酸とかはあまりよくわからなかったです。

ビタミンC、いいってよく聞くから期待してたんだけどな。もとから比較的葉物野菜は摂るほうなので、あまり差分がなかっただけかもしれない。命の母にも期待したい。

 

昨日のやる気のなさで微荒れした部屋をさくさくと掃除した。

洗濯物を畳んで、散らばったアクセサリーを収納して、折り畳みのテーブルをしまって、枯れた花を捨てて。

もう一つ、クリスマスの準備をした。大事なことだ。

押し入れの出しにくい場所にしまってある、クリスマス用の箱。アドベントツリー、ドライフラワーの星のオーナメント、ディックブルーナのクリスマスの絵本。気づかず12月も1週間を過ぎてしまったので、アドベントツリーに一気に7つの飾りを掛けた。みるみるツリーが鮮やかになり、笑みがこぼれる。

最近買った、ikki kobayashiさんのイラストが描かれたカード型のクリスマスオーナメントも飾りたくて、キッチンの麻紐を結んで、壁際の梯子収納に吊るしてみる。なんかイメージと違うというか…正解がわからないな。これはまた検討だ。

 

ある程度の作業をしてひと息つきたくなり、ストレートに考えれば家にあるスイーツを何か食べながらコーヒーを飲むところだが、お腹がいっぱいだし、不必要な摂取な気がする…。

秋の始まりに友人にもらったほっそい煙草がまだ残っているので(最近ちょっと忘れてた)、一服なるやつをやろう。ベランダに出ると、べらぼうに寒く、空を眺めると星が見えた。

どこもかしこも明るいが、ぼーっとしているとじんわりと夜空の全容が見えてくる。ああオリオン座が登る季節だ。当然ながら小さな輝きなどは見えず、誰もが(当然私程度でも)知っているくらいの明るい名のある星が浮かび上がるだけだが、その数少ない光はやけに赤に青にとちらちら明滅して、その煌めきをじっと見つめると田舎の広い空を見上げているくらいの気持ちになるのだった。

コンタクトを変え、ここ数年自分で想像していた世界が解像度を上げて冴えた視界に写るからかもしれない。

こうした何でもない時間を正しく何でもなく過ごすために、星を眺める趣味はいいものだと思う。なんとなくで天体望遠鏡というものに憧れた時期があるけれど、そのなんとなくを今衒いなく体現するのも素敵なことだろうな。

 

寒さに満たされた体を慌てて部屋に押し込み、結局コーヒーは入れた。また、風呂も入れた。冬のベランダで冷えた夜、湯舟の旬の訪れである。

 

▼翌日写真を撮ったので飾りが8個ある

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