生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

ベジファーストも空しく

12/9

久しぶりに家で夕食と共に酒を飲んでいる気がする。

と思って遡ったら1カ月ほど前に評判のIPAを買って飲んだのが最後だった(この場合、人と外食して酒を飲んだのとかシュトレンと一緒にワインを飲んだのは含まない、なんでかって理由はないけど、私の中で違うもののように感じるから)。

この日記と食事管理アプリはこういうときに役に立つ。

 

休日に豪遊しがちなので、平日の食事は質素に済ませようと、まずたっぷりの生野菜を食べてから納豆、キムチ、チーズを1欠片で慎ましやかに焼酎を嗜む。

先日、推しの飲食店で購入した甘味の中に、つまみも含まれていたのでちょびちょびと食べてみた。駄菓子の「にんじん」のように三角錐型の袋にパフェみたいに層になって粒状のつまみが詰まっており、生米や豆、揚げパスタやアラレに様々なスパイスがかかっている。一種類ずつ口に入れると、構成としては穀物に塩ベース+スパイスの香りがついたものなので、なるほどね、という感想。すごい美味しいとかじゃないんだけど、枝豆ってあればずっと食べちゃうよね、って感じ。

塑性がないので少々躊躇ったものの、この店のポテンシャルはこれで済まされるはずがないと勇気を持って袋をシャカシャカと振り全部を混ぜてみたら、香りと食感が混ざり合いなるほどどころじゃなく美味しい何かが出来上がった。絶対これが正解だ。これ売ってるときに食べ方の説明ってあったかな?もしこの世に振らずに食べてる人がいたら片っ端から教えてあげないといけない。

 

そんなものでも程よく腹は膨れ、対肴より酒量が完全に上回っているため、ほろ酔いが進んでいく。

焼き菓子の甘味のなかには3個のマドレーヌが含まれており、クッキーに比べ明らかに寿命が短いだろうことが想定されたので追加でひとつ食べることにした。

このマドレーヌは優雅に紅茶と食べるものでは決してないので、同じ店で購入したスパイス酒(まあ養命酒みたいなものを想像してください)も併せて飲むことに。後から思えばここから雲行きが怪しかった。

 

気分よくマドレーヌとスパイス酒を頂いたところで、酒のほうだけが少し余ってしまったので、賞味期限が12日までのシュトレンを1枚スライスして皿に乗せた。

糖質とアルコールを存分に摂取して昂り、あろうことかここから〆の麺を茹で始めたのだ。バカヤロー!それもう初めの生野菜ベジファーストも空しく、ただ1食分の麺に野菜と酒とお菓子をいっぱい食べた人やないかーい!

 

こういうとき食事管理アプリが牙を剥く。入力したくないな…。

 

▼生野菜をたくさん食べるときまじでこういう雑なことをする、フハハ

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意思の弱さ

12/8

昨日やたらと眠くて少々早寝したので、今朝早く起きて走りに行こうとしていたのだが、断然眠くてすべてを諦めた。

 

終業時刻近く、会社にて。

明日からまたオフィスが変わるというのに、ちょっと顔を見たときに声を掛けたい、という程度の何とも言えない確認事項が残っていて嫌な感じだ。

でもここに残っていていいこともなさそうなので、立つ鳥なんとやら、PC端末や席の締め作業をして後にする。

 

引き続き、野菜ぶち込み箱がいい感じに豊かなので、今日はたくさん野菜を食べる日にしよう。ただ生春巻きを食べるには大根と人参しかなくて食感に欠けるため、一応買い出しに。

いつもはミックスカット野菜200gで100円みたいなパックを買って賑やかしにするのだが、なんだかもったいない精神が働いて、どうせ同じ値段ならとレタス1玉にした。また、果物を食べたかったがこれと言って決定打がなく、トマトが安かったのでトマトを2つで果実の代替とする。

特に理由はないけれど最近納豆を買っていなくて、毎日キムチ納豆を食べていたころを思い出し(なぜかその時期、大したものを食べていたわけではないのだが不思議と満たされていた、まあキムチ納豆はいくら食べても飽きないからな)、4パック60円くらいの納豆も買った。

 

朝走れなかった悔いでこの後やってやろうと思ったのに、必要以上に大根スティックをつくりすぎて野菜で腹がパンパンになり、とても動けそうになかった。

ぐぬぬ

さすがに後ろめたく、筋トレを一気に5メニューくらいやる。

日記には一応こうやって頑張ったことを書いているけど、結局あまり継続できていないので、「最近太った気がする」とか言ってた時から全く体形は変わっていない。

秋ごろに英国展でスコーン爆買いしたあたりから、悪いラーメンを食べたりスイーツを買いだめたりして習慣が悪化しているのに、運動は継続していないんだから当たり前だ。それを気にしすぎていること自体が精神的にキツく、また気にしすぎて変な食欲に見舞われている気もする。

うだうだ言っているけど意思の弱さですわ。いやねえ。

 

▼近接レタス

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想像していた世界が解像度を上げて

12/7

ついに命の母ホワイトを買った。

サプリメントもちょこちょこ試しては見返りの有無により淘汰してきたけど、ビタミンBだけはなんか取らないと肌の調子が悪くなる気がする。夜顔がギトギトになってるのとか、たまに吹き出物が出来たりとか、そういうのってずっと当たり前のことだと思っていたけど、真面目に毎日ビタミンBを摂取して、生理前後には意識して(本当はだめかもしれないけど)規定量より多めに飲んでみると、そのような悩みが格段に減った。

ビタミンCとか鉄とか葉酸とかはあまりよくわからなかったです。

ビタミンC、いいってよく聞くから期待してたんだけどな。もとから比較的葉物野菜は摂るほうなので、あまり差分がなかっただけかもしれない。命の母にも期待したい。

 

昨日のやる気のなさで微荒れした部屋をさくさくと掃除した。

洗濯物を畳んで、散らばったアクセサリーを収納して、折り畳みのテーブルをしまって、枯れた花を捨てて。

もう一つ、クリスマスの準備をした。大事なことだ。

押し入れの出しにくい場所にしまってある、クリスマス用の箱。アドベントツリー、ドライフラワーの星のオーナメント、ディックブルーナのクリスマスの絵本。気づかず12月も1週間を過ぎてしまったので、アドベントツリーに一気に7つの飾りを掛けた。みるみるツリーが鮮やかになり、笑みがこぼれる。

最近買った、ikki kobayashiさんのイラストが描かれたカード型のクリスマスオーナメントも飾りたくて、キッチンの麻紐を結んで、壁際の梯子収納に吊るしてみる。なんかイメージと違うというか…正解がわからないな。これはまた検討だ。

 

ある程度の作業をしてひと息つきたくなり、ストレートに考えれば家にあるスイーツを何か食べながらコーヒーを飲むところだが、お腹がいっぱいだし、不必要な摂取な気がする…。

秋の始まりに友人にもらったほっそい煙草がまだ残っているので(最近ちょっと忘れてた)、一服なるやつをやろう。ベランダに出ると、べらぼうに寒く、空を眺めると星が見えた。

どこもかしこも明るいが、ぼーっとしているとじんわりと夜空の全容が見えてくる。ああオリオン座が登る季節だ。当然ながら小さな輝きなどは見えず、誰もが(当然私程度でも)知っているくらいの明るい名のある星が浮かび上がるだけだが、その数少ない光はやけに赤に青にとちらちら明滅して、その煌めきをじっと見つめると田舎の広い空を見上げているくらいの気持ちになるのだった。

コンタクトを変え、ここ数年自分で想像していた世界が解像度を上げて冴えた視界に写るからかもしれない。

こうした何でもない時間を正しく何でもなく過ごすために、星を眺める趣味はいいものだと思う。なんとなくで天体望遠鏡というものに憧れた時期があるけれど、そのなんとなくを今衒いなく体現するのも素敵なことだろうな。

 

寒さに満たされた体を慌てて部屋に押し込み、結局コーヒーは入れた。また、風呂も入れた。冬のベランダで冷えた夜、湯舟の旬の訪れである。

 

▼翌日写真を撮ったので飾りが8個ある

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希望も欲望もないギフト

12/6

昨日思ったより体力を使って疲れてしまったので、今日は何もしないぞ。

 

朝洗濯だけはなんとか実行に移すが、以降見事なまでの有限実行、あまりにも何もせず1日が終わった。

 

あえて言うなら、Youtubeにあがっているゲーム実況のシリーズをひとつ急に見直したくなり、一気に20本くらいの動画を見た。無料のPCノベルゲーで海外の開発者により配布されているのだが、見事なメタ要素と鬱展開で国内でも評価されまくっているので、分岐網羅や隠しデータによる匂わせ、解釈やら妄想やら…ネットの海からの情報収集にたっぷりと時間を費やした。(見直しているので過去も多分ちらと見聞きしているのだが、前回はそこまで深堀しなかったようだ)

なんの努力もしちゃいないのだが、評価されているエンタメにはそれなりに意味があるので、それを人の英知から吸収するのはめちゃくちゃ効率がよくて簡単に好奇心を満たすことができる。

でもエンタメってやっぱり嗜好品だし、これらを感情の起伏なく消費することはナンセンスなことなんだろうなとも思う。

ASIMOに美術品について聞いたら教科書通りの答えが返ってくるみたいな。

 

まあでも知らないよりはいい。こうして必要のない大意を掴むことが苦ではないのも、そこには希望も欲望もないが自分に与えられたギフトなんだろう。

 

▼早速食べた、美味…

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贅沢な、それでいて必要な

12/5

今日という日、寒すぎではないか。

 

何か月か前に予約した、有観客のライブが今日、ある。有観客のライブってな。トゲアリトゲナシトゲトゲみたい。

気持ちの周期が沈んでいるのでやる気がしゅんしゅんと萎んでいるうえに、近ごろどんどん東京の状況も悪くなっているし、重ねてこんな寒くっちゃ…気が乗らないなあ。

 

けれど今週平日に何度も済ませたほうがいいかな、と思いながら実行に移さなかったいくつかのやることリストがあるので、どうせ出かけるならやるべし。

 

夜の恵比寿の開演に間に合うよう、昼ごろに家を出る。

先日予約した、クリスマスケーキの入金をせねばならない。

好きなジェラート屋がジェラートケーキの販売を始めたのだが、比較的ポピュラーな人好きするフレーバーの他に店舗限定での攻めた品があったので詳細も値段も見ずすぐに予約した。実際入金のため店舗に行ってみたら5000円と書かれており、いや小さめのケーキとしては高~と思いつつ他に替えの効かない体験なので躊躇わず支払う。

 

そこから電車に乗って、新宿に向かった。

駅に降りたら南に近かったので、フライングタイガーに寄る。先週語っていたキラキラのぬいぐるみ、実は初めに見たパンダのものが個体がいまいちで、買わずに帰ったのだった。諦めきれず、クリスマスが近づき少しずつおもちゃの在庫が増えているに違いないと再チャレンジ。改めてパンダたち(本当に在庫は増えていた)のご尊顔を眺めるが、家にいるサイ、ユニコーンに比べやはり顔立ちがはっきりしている。ちょっと…作画が違う気もするな…。ここは身を引こう。ぬいぐるみには精神があるのだ。少しでも引っかかりがある状態で家に招くべきではない。

そのままNEWoManのロブション(パン屋)に行き、12月後半用のシュトレンを購入した。人が並んでいる。他の店舗でも大変に人気の店だという印象はあるが、お菓子しか買ったことがないので本来のパン屋としての戦闘力を知らない。昼食を食べていないのでここで買ってもいいけどと思いつつも、これといって決定打がなく、やめた。

 

その後、少々道を逸れてレンズ交換のため預けていた眼鏡を受け取り、伊勢丹の化粧品売り場に。

最近買い替えた化粧下地が、私が命だと思っている艶(要はパール、ラメ)がまったく入っていないものなので、評判のパール入りクリームを見に来た。

もちろん自分で塗ってみることは難しいかもと思っていたが、せめて色の違いを見たい。が目的のブランドカウンターを回ってもその商品がどこにも見当たらない。あれれおかしいなと店員さんに声をかけると、廃盤商品だった。

おろろ~。

ネットの口コミ・レビューの重要性が上がったことと同時に、その人気のボリュームが裏目に出ていくら時間が経過しても検索結果の上位でインプレッションしてしまう難点がある。まんまと振り回されてしまった。

 

もろもろ立ち寄ったものの何だかんだシュトレン以外の買い物をしなかったので、この時点でまだ15時すぎで、開演はおろか開場にもまだまだ程遠い。

 

先ほどパン屋で満たさなかった小腹のゆく先を考えたとき、恵比寿のバインミー屋さんをチェックしながら行ったことがないのを思い出した。簡易的には見えるが席があるような写真を目にしていたので、少々早めについてもいいだろうと早速恵比寿に向かった。

バインミーは美味しかった。パンはサクサクだが思いのほか柔らかく、レバーパテとの食感にも掛け違えはない。でも私はもっとガシガシのパンと変わった臭いの肉を噛みちぎるのも好きなので、町中華的な町ベトナム料理屋のバインミーがちょっとだけ恋しかった。

 

結局、開場ぴったりに着いてしまった。

開演まで1時間半の間があるライブだったのでいつ着けばいいかしら、などと思いつつ家を出る時間を計画して(しかも出遅れたと思って)いたけど、予想以上にやることがなくてやる気が空ぶった形になる。

とはいえ着いてみれば訪問者は会場前に既に待機しており、着席のホールなどではないため入場順に立ち位置が前から詰められる想定のため、ここで引き下がるのもナンセンス。素直にそのまま入場し、先頭から2列目の位置を獲得し1時間半を薄暗いライブハウスの立ちんぼで過ごした。特に弁明でも周知でもないけれど、フロアには養生テープで1m四方程度の方眼が引かれており、密集を避けようという意思が感じられた。

 

ライブはいいものだった。

自由にリラックスして酒や肴を楽しみながらの夏の配信ライブも心地良かったけれど、これらは別の体験だ。アレンジが効いてリアルタイム映えするグループなので殊に満足度も高く、テンポとリズムが場を支配して、音楽ってこういうものだったなと思い出す。VRもARもいいけれど、美術館や博物館の重要性をひしと想う。

贅沢な、それでいて必要な文化である。

 

▼嗚呼ライブハウスのワンドリンクよ

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緊急度と障害を天秤にかけて見誤る

12/4

何事もなく1日が終わる。

今週に入って少し、生活のリズムの落ち込みの予感があったので、動けるうちに動きたい、週末に余計なタスクを残したくない気持ちから今夜は何らか「やらねばならないことを終えたぞ」と言えるような行動をとりたい。

 

新宿でまとめて済ませられる各タスクの立ち寄り先の営業時間などを調べ終業後の自由時間でパズルをすると、かなりぴったりの、少々寄り道の誘惑があればすぐに破綻するくらいの計画だった。

今日気づいた、推しの飲食店で昨日から始まったクリスマス向けお菓子販売(店舗限定)に行こうとすると実現はかなり過酷なもののようだ。

どちらが緊急度が高いってどちらもそんなに高くはないのだけど、あえて言うなら新宿に先に行くべき。しかし推し店は職場からならば比較的方面としては似通っているものの、家から出発して休日の時間を往来に消費するには惜しい。

こうして人は緊急度と障害を天秤にかけてタスクを見誤るのだ……(そんな大それた話はしていない)。

 

何か月か前にお菓子の詰め合わせ販売を見つけて飛んで行ったことがあり、その美味しさ、というか興味深さは折り紙つきだった。

私は大した舌を持ち合わせていないので、恐縮ながらそれらと「桃モッツァレラ」とか「柿の白和え」とかも同じ類のものだと思っているけど、甘味と香りの組み合わせの妙に感心させられる、カラメルチリマドレーヌ、烏龍花山椒クッキーなどなど…どれも一度「ん?」と考える時間が生まれるのだが、結果的にしっくりくる。自宅でもなにか昇華できないかとたまに食材と調味料、スパイスの掛け合わせを試してみたりするが、自分の技術だと「ん?」のあと素直に美味しいと思える組み合わせって結局よくあるやつばっかりなんだよな。胡椒最強説。

そこにはロジックがあるのか、多くの実験による犠牲のもとに成り立っているのか、わからないけど…この店からセオリーを盗むために、近くに住みたいと思ったりしなくもない。ちょっとだけ。

 

長々とおもしろ甘味についての話を書いたけど、引き続きバイタリティは低空飛行のままなので、おとなしく寝る。

 

▼おいしそ〜〜

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そこにしか居場所がないと縛られて

12/3

結局また日記をたくさん溜めているな。と気づいてはいたし、今週は仕事にも余裕があるので追い上げみせましょ、と思っていたのになんだか筆が進まない。

 

今朝、水筒とモバイルWi-Fiをダブルで家に忘れてきて終わった…と思ったら、Wi-Fiのほうは電池が切れているだけで持ってはいたので助かった。

数年前から財布というものをほぼ使わなくなり、必須の持ち物が減ってスッキリ楽ちん~と揚々としていたが、まだまだ忘れると問題がある持ち物が多くて困る。最近はエコバッグも必須持ち物に追加されてしまったし、ハンカチの重要性がめちゃくちゃアップしたし。

せめて通信機能は携帯にまとめるべきなのだろうか。要検討。

 

日中、日記を書かずにTwitterを眺めていたら、おいしいビリヤニの情報が飛び込んできたので舞い上がる。飛んで目に入る冬の美味(何を言っているんだ)。

即座に同居人にツイートのURLを連携し、ビリヤニチャンスを逃さない。

 

本当は昨日諦めてしまったゆえ回収しなければいけないタスクが諸々あったのだけど、美味の誘惑には勝てず直帰。ちなみに今日のビリヤニはネパール人がつくる本気のビリヤニで、1皿頼むと町中華炒飯×2くらいの量が乗ってくるし、中には知らんスパイスが実ごと入っている。

ビリヤニの他にもナンの亜種や謎の激甘デザートなどを食らい、満足オブ満足。

エベレストというネパールビールがうまい。

 

家に帰ると部屋の中にも寒さが深々と入りこんでおり、暖房をつけても加湿器をつけても掌がつめたいのだった。

居場所をなくして布団にくるまりうだうだするが、それでもやはり手が耳が、出ているところが全部寒い。信じられない。冬の寒さとはこのようなものだったか。

まったく関連なく、単に自分の中の周期がやってきてモーニング娘。の過去MV周回をしていたのだが、もはや寒すぎて集中できないレベル。

そのとき同居人が風呂に湯を張ったらはいるかと聞いてきて、もう23時近かったのでシャワーで済ませようと思っていたものの、誰かが入れるならはいろうかな…と消極的に伝えた。20分後、風呂から音楽が鳴る。

 

特段風呂に入っているときの出来事に文字起こしするべき内容はないが、結論、風呂は正義だった。

ただ湯の中にどぼんと体が入っただけで、内から何かが変わったはずはないのだが、絶望的だった指先の冷えは気づかないほどになっており、そこにしか居場所がないと縛られて悲しい場所になっていた布団は、自分の暖かさをより大きく包んでくれる喜びの場所に変わった。

 

冬、風呂、大事。

またどうでもいいことを長々と書いてしまった。おやすみなさい。

 

▼おいしい

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