衝動をや
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フライングタイガーの商品を眺めていたら、キラキラのぬいぐるみが目に留まって、離せなくなった。かわいすぎる。
tyという有名なカラフルキラキラマスコットブランドがあるのだけど(これを知らない人でも、一度みたらああ~ってなると思う。そのくらい『いわゆる』なアメリカンぬいぐるみ)、振り切った色使いやラメラメの瞳が最高に万歳って感じで、ただ残念なのが、シンプルにぬいぐるみたちの造形があまり私の好みでなかった。あざとさの権化みたいな表情でポーズもキマっていて、気が抜けないというか。
フライングタイガーのぬいぐるみは端々を見るとty『的な』ものを拝借しているのが明らかなのだけど、ベースの色味が優しく生地も滑らかで、なんといってもロットがガチガチに管理されていない適当な顔がめちゃくちゃいい。かわいい。
20代後半になってなぜかぬいぐるみを買うことを自分に許すようになってしまったのだが、それでも今まで何度も衝動的な物欲を宥めてきたし、いくらかわいくてもさすがに数日は悩んで、その数日の間に気持ちも落ち着くことが多かった。
けれど自分でもうまく説明ができないけれど、このぬいぐるみたちはちょっとダメだった。かわいいよ~~~。
ただこれを死ぬまで、は大げさにしても向こう10年好きなのかと言われると疑問である。これを本当に欲している子どもというのは、もちろんそんな概念で生きていない。高級品のランドセルだって長くて6年しか使わないわけだし、あのころ躍起になって使っていた文房具などは、今となっては鉛筆はおろかシャープペンシルだって使わない。
子どもには子どもの需要があって然るべきなのは理解できるが、今それを消費するのは正しいのかと自分に問いかけざるを得ない。
正しいとかじゃない、ないんだけどね…。
それが食べ物とかだったらともかく、モノである以上、大人の私がそれを消費することに罪悪感がないでもない。100歩譲ってメイク用品や文房具などの準消耗品だったとしても、本当に使い切れる自信もないし。この衝動をや。Oh…。
童心返りの話が長くなったけれど、今日は寿司の日。もとの予定からは1週間遅れたが、恋人もどきに悩む友人と美味しいものを食べる日。
いつも行く人気の寿司屋は今日も美味しかった。そのあと食べたパフェも美味しかったし、寿司の行列がすごすぎて事前に飲んだタピオカも美味しかった。美味しいものを食べることだけが至高だ…。
備忘:
朝走る人/自然を愛する人
行為そのものが好きな人/得られるメリットが好きな人 という4象限
▼ホワワ~ン(パフェ)