生ハムと暮らしている

すぐ忘れるので文字にしよう

脳みそがメルティ状態

12/12

驚くべきことに、きちんとした時間に起床し、きちんとした時間に家を出た。

プライベートの予定で、集合時間に正しく集合したのは……たぶん久しぶりだと思う。今ちょっと思い出す限りだと、去年の11月に旅行に出た際、友人が新幹線の切符をまとめて発券して現物を持っており、東京駅の新幹線改札口で集合したときだろうか。

大人になると(というかスマホで即時連絡が取れる前提なのも大きい)、食事の集合は現地だし、そうじゃない集合は直前まで適当な時間だったりするし、落ち合えるタイミングで落ち合おうとか、飛行機だったら嫌でもうんと早めに行くのでむしろ時間前後に適度に集まればよかったり。「集合」というものが曖昧になるものだ。

でも一番の理由は、今日が楽しみだったから。

 

私は髪が伸びており、友人は髪を切っており、集合場所で目が合うまでに逡巡があった。

全員が集まりゆるゆるとカーシェアの駐車場に向かう。

がらんどうの東京駅で地下のパーキングを探すが、巨大な構造の中で要領を得ず、あちらに行ったりこちらに行ったり。普通に考えたらうんざりするくらい迷っているのだが、気の置けない友人らで脳みそがメルティ状態なので何も気にならないのだった。ありがたい話だ。

 

車に揺られて数時間、さらに友人と落ち合い、昼食に向かった(ここでも何軒か様々な理由による迷いの末到着した)。天ぷらがうまい。

その後も宿に荷物を置いて散歩してまんじゅうを食べ、その足で大量の買い出しをして宿に戻り、温泉に入ったらのち豪華な夕食を食べ、お腹がいっぱいだと言いながらすぐさまデザートを開け、そのまま大量の酒とつまみを並べて下らない(これ以上下らないことは世界に存在しないかもしれない)話を3時すぎまでした。

眠気に負けずに友人と深夜を飛び越えるなんて最近あまりなかった。

だってもうしんどいのだ。長い時間酒を飲み続けることも、その間ふだんより大声を張り上げたり、ちょっと大げさに笑ったりすることも。

途中で酒は尽きたし、むしろ大声や笑いを堪えるのに必死だった(途中で騒がしさを注意されたので。てへぺろ

学生時代、腐るほど分岐のあった交友関係からここに残った友人を選択した自分をほめてあげたい。天才だ。

 

▼ウホホ~イ

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